オカメインコを家族に迎えようと考えたとき、多くの人が一番に不安に思うのが「鳴き声の大きさ」ではないでしょうか。特に住宅街や集合住宅での飼育では、隣家への迷惑が気になって踏み切れないという声もよく耳にします。
今回は、実際にオカメインコ(メス)と木造二階建てのテラスハウスで暮らしている私の体験をもとに、ペットショップでは決して分からない「呼び鳴きのリアルな音量」とその対策について詳しく解説します。
オカメインコの鳴き声の音量はペットショップで確認できない可能性が高い

オカメインコの呼び鳴きはうるさいと聞くし、事前に確かめたいと考える方も多いでしょう。しかし、ペットショップに行ってもどのくらいの大きさなのか確認できずに終わることがほとんどです。
なぜなら、ペットショップのオカメインコたちは呼び鳴きをしないケースが大半だからです。
私自身、鳥専門店で呼び鳴きの大きさについて相談した際、「YouTubeなどで呼び鳴きの動画があるから、音量を大きくして聞いてみるといい」とアドバイスを受け実践したことがあります。しかし、スピーカー越しでは音の鋭さや空気の震えまでは伝わらず、いまいちピンときませんでした。
「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、まずはその音のイメージを正しく把握しておきましょう。
オカメインコの声量の具体的なイメージ

騒音計で測れば90〜100dBという数値が出ますが、数字よりも直感的なイメージで説明します。
- イメージ1:すぐ横で防犯ブザーが鳴り続けているような、耳をつんざく高音
- イメージ2:掃除機の「強モード」よりも音が鋭く、壁やドアを簡単に突き抜ける周波数
- イメージ3:目の前で鳴かれると、テレビの音量をかなり上げても会話が一切成立しなくなるレベル
オカメインコの鳴き声は、低くこもる音ではなく、遠くまで通るための「鋭い高音」であることが最大の特徴です。
我が家での具体的な呼び鳴きの聞こえ具合
私の現在の住環境における、リアルな聞こえ方をまとめました。
【我が家のスペック】
築30年木造2階建て
【聞こえ具合のリアル】
- 同じ部屋:非常にうるさく、すぐ横で鳴かれると耳がキーンとするほど
- 部屋のドア1枚:2階の飼育部屋のドアを閉めていても、かなりの音量で貫通
- 1階と2階(2階の扉閉):2階のケージから1階に降りた状態。うるさくはないが、はっきりと「今、呼んでいるな」と分かる
- 1階リビング(リビングと2階の扉両方閉):家の中が静かであれば、うっすらと「もしかして、鳴いているかな?」と感じる程度
- 屋外(2階の部屋の真下):外に出るとうっすら音は漏れているものの、それが鳥の鳴き声かどうかまでは判別しにくいレベル
木造住宅であっても、扉を複数枚挟むことで「騒音」から「気配」程度まで音量を抑えられることが分かります。
オカメインコは呼び鳴き以外はうるさくない?

オカメインコの鳴き声で問題になるのは、飼い主の姿が見えない時に発せられる「ピー----」という呼び鳴きです。我が家の子は、同じ部屋にいても視覚にはいらなくなると「ピイッピイッピイッ!」と焦ったように結構な音量で鳴くこともあります。
我が家のオカメインコはメスですが、オスの場合は呼び鳴き以外にも歌を歌う時の音量がわりと大きめという情報が多くあります。オスを検討されている方は、その賑やかさも含めて想定しておくことが大切かもしれません。
我が家でお迎え前に行った「迷惑をかけないため」の対策
我が家はテラスハウス(※2階建てなどの低層住宅が、壁を共有して横並びに連続した形式の集合住宅)であり、お隣と壁がくっついています。そのため、隣家にうるさいと思われてはいけないと考え、事前にあれこれ調べて対策を完了してからお迎えしました。
具体的には、鳥かごをアクリルケースで覆うという方法です。以下のアクリルケースを購入しました。
価格:16800円~ |
アクリルケースはとても高額なのですが、このケースはアクリルが薄いため、もっとも安価でした。
ただし、その分騒音を抑える力が不足しているかもしれないと考え、プラスで以下の遮音シートと防音シートをアクリルケージ内に貼り付けています。
価格:2780円~ |
価格:1780円~ |

このように、アクリルケースの左右、背面、下の4面に防音と遮音シートを貼り付けています。黒く見えているスポンジ状の防音シートの下に、薄い遮音シートが敷かれている状態です。
これで、アクリルケージの前扉を閉めると、体感で7割くらい音がカットされます。そのため、「トイレに行きたいけれど、呼び鳴きがひどい!」という時などは、一時的に前扉を閉めて対応しています。
ただし、アクリルケースを閉めてしまうと風の通りが悪くなるため、熱もこもりますし、ケージ内が脂粉だらけになってしまいます。そのため、夏場は絶対に短時間だけにし、閉める際はライトも消すようにしています。(※冬場も基本的には長時間閉めておくことはありません)
まとめ
オカメインコの呼び鳴きは、確かに強烈です。しかし、物理的な対策をしっかり準備することはできます。
事前にどのような声量なのかをイメージし、必要であれば対策を行いましょう。



コメント