ガラスなどの区切られた空間の中で、緑や花を楽しめるテラリウム。今回は、テラリウム作成初心者の私が、試行錯誤しながら作成したテラリウムの材料や手順を詳しく解説します。
テラリウムをやってみたいけれど、失敗したらどうしよう。手順がわからないからなかなか制作に踏み切れない。そのようにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
テラリウム制作のきっかけは「隣の水槽」と好奇心

今回テラリウムをやってみようと思った最大のきっかけは、夫の影響です。隣で夫が水草や苔をレイアウトしているのを見ていて「自分もやってみたい」という気持ちがむくむくと湧いてきました。
実はこれまで、私は「たまの水やりでOK」と言われるサボテンすら枯らしてしまうタイプでした。しかし、逆に毎日霧吹きしたりする必要があるテラリウムは、動物たちのお世話の流れに組み込みやすく、自分に合っているとも感じたのです。
テラリウム制作に使用したアイテムと植物
テラリウムに使う植物は、大型のペットショップや植物のフリーマーケット、通販なども活用して少しずつ集めました。今回使用した主な道具と素材を紹介します。
小さめの水槽
我が家は置き場所の制限があるため(ペットケージであふれているため)、小さめの水槽(15㎝×15㎝×20cm)を選びました。

蓋付きのものを選ぶことで乾燥を防げます。また、このGEXのグラステリアは蓋の隙間を調整でき、蒸れすぎも防げます。
GEX グラステリア フィット 150 plus アクアリウム テラリウム ベタ 水槽 小型水槽 ガラス水槽 お一人様5点限り 関東当日便 価格:1582円 |
排水層用の軽石
水槽の最下層には、根腐れを防止するための軽石を敷き詰めました。

園芸用のものをコーナンで購入しました。
価格:2068円 |
ソイル
植物が根を張り、栄養を吸収するための土台として、ソイルを使用しました。

黒いソイルを使うことで、流木の茶色や植物の緑がより引き立ち、締まった印象になります。
バイオキミア DIO SOIL ディオソイル ノーマル 1.9L 関東当日便 価格:608円 |
流木
雰囲気を出すためのアクセントとして流木を取り入れました。

複雑な造形の流木を配置することで、自然な質感が加わり、レイアウトに深みが出ます。
GEX 天然流木 SSサイズ(約15〜20cm) 1本 形状お任せ 水槽用アクセサリー アクアリウム 水槽 関東当日便 価格:444円 |
集めた植物たち(ベゴニア、シダなど)
いろいろな植物を見ていく中で、自分がアジア・オセアニア系のベゴニアの独特な質感や模様に強く惹かれることにも気づきました。自分の好みが分かってくる過程も、テラリウムの醍醐味だと感じます。
植物を集めるうえで大切なのは、必要な水分量や温度が適しているかどうかです。湿度は必要なものの、葉が濡れっぱなしだと溶けてしまうものもあるので、それらの性質を理解した上で集めつつ、配置も決めます。
ベゴニア sp. U168

独特の葉の形と質感が、テラリウムの中に野生的な雰囲気をもたらしてくれます。葉がピンクや赤っぽくなるため、緑が多い中で彩をプラスできると思い、入れました。
今回はペットショップの見切り品として売られていたものを購入したため、やや元気がありません(笑)
ベゴニア クアドリアラタ ニンバエンシス

葉の模様が印象的なベゴニアです。私は、このように少し毒々しさを感じられるような葉脈が大好きです!
アクセントとして配置することで、レイアウトに視覚的なリズムが生まれます。
ベゴニア デュードロップ変異株

繊細な質感が魅力の品種です。変異株ならではの個性が、自分だけのテラリウムを作る特別感を高めてくれます。こちらも、ペットショップの見切り品として購入したため、やや元気がありません。
セントポーリア ジャージーガール

室内園芸で人気のセントポーリアですが、小型のものはテラリウムの環境にも適しています。緑の中に可憐な彩りを添えてくれます。
こちらは、植物のフリーマーケットで購入しました。
ヒメカナワラビ

繊細な葉を展開するシダ植物です。流木の陰など、少し湿り気のある場所に配置することで、森の湿り気を感じさせる演出ができます。
こちらも、植物のフリーマーケットで購入したもので、かなり小さめのサイズなので成長が楽しみです。
(山野草)シダ(羊歯)ヒメカナワラビ(姫金蕨)3号(1ポット)常緑性多年草 価格:1070円 |
極姫ユキノシタ

非常に小型のユキノシタで、テラリウムの限られたスペースに最適です。今はかなり小さいですが、徐々に株分けして増やせます。
(山野草)ビバリウムプランツ 極姫ユキノシタ(極姫雪ノ下)3cmポット(1ポット) 価格:880円 |
コツボゴケ

テラリウムの定番ともいえる苔です。土が見えている部分を覆うように配置することで、緑感がより増します。
価格:810円~ |
テラリウムの作成手順
では、実際にどのような手順で作成したかを解説します。
1.事前準備
まず、事前に以下のものを洗うなどしておきます。
- 水槽
- 軽石
- ソイル
- 植物
水槽は水洗いして拭いて置き、軽石とソイルはそれぞれふるいやザルなどで洗います。
植物はポットなどから出して、根が切れないよう気を付けながら、流水で土やミズゴケを取り除いておきましょう。
2.土台作り

まず、水はけをよくするために軽石を敷き詰めます。今回は、奥側を高くするために、軽石の下に斜めにカットしたウレタンフォームを敷いていますが(余っていたので…)、軽石のみで傾斜を付けてもまったく問題ありません。
この上からソイルを敷き詰めました。
流木の配置
今回流木は真ん中に置くことを決めていましたが、どの角度で置くかなど、入れながら調整しました。また、ベゴニア デュードロップの根元にミズゴケを巻き、流木に活着させるようモスコットン(アクアリウム用の糸)で固定しています。

植物を植える
植物を、アクアリウム用の長いピンセットを使用して植えます。これがなかなか難しい…!思ったようにソイルに埋まってくれなかったり、変な方向になってしまったり(笑)

バランスを確認しながら進めていき、ソイルを足したりしました。
最後に、苔を部分的にあしらい、完成です。
苔は全体に敷き詰めるとユキノシタが目立たなくなるため、後ろ側に多く、前側は少なめにしています。

まとめ
素人なりに考えてチャレンジしたテラリウムづくりですが、私としては満足な仕上がりになりました。あとはこれをしっかり維持していきたいです。
また、ここに食虫植物を追加しようかとも考えています(笑)
いつかは大きな水槽でテラリウムづくりにチャレンジしてみたいです。


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