爬虫類のお迎えを家族が反対!理由別に説得方法を解説

爬虫類

「爬虫類を飼いたいと家族に言ったら反対された」
「どうにかして、家族に爬虫類飼育を認めさせられないかな?」

このようにお悩みの人も多いのではないでしょうか。

爬虫類が反対される原因の多くが、普段目に触れることが少ない「未知の生態」に対する不安や気持ち悪さが原因となっているケースが大半だと思います。

今回は、そのような状態の家族に対して、「もしかしたら、これをすれば説得できるかも」というポイントを反対理由別にご紹介します。爬虫類飼育を反対されている方は、ぜひ説得材料にするために最後までご覧ください。

よくある5つの反対意見

爬虫類飼育でよく聞く反対意見には、以下のようなものがあります。

  • 見た目が気持ち悪い・怖い
  • エサが嫌(虫やマウスが無理)
  • 脱走したらどうするの?
  • ニオイや衛生面が心配
  • 電気代が高そう・お金がかかりそう

では、これらの反対意見に対して、どのように説得すればいいのかについて、次章から解説します。

よくある反対意見①「見た目が気持ち悪い・怖い」

見た目が気持ち悪いというイメージは、爬虫類の種類をほとんど見たことがない人に多いと思われます。なかには、本当に「どの爬虫類も無理!」という人もいますが、爬虫類にもさまざまな見た目があることを知ることで、考えが変わるパターンも。

そこで、家族が見た目に嫌悪感・恐怖感を感じている場合の対策を2つ見てみましょう。

対策①実物を見てもらい、爬虫類は可愛いことを知ってもらう

特に飼いたい爬虫類が可愛い系統(レオパードゲッコーやオオバクチヤモリなど)なのであれば、実物を見てもらうことで「実は気持ち悪くなんかない」ということを理解してもらえる可能性があります。

爬虫類を扱うショップに連れていくのもいいですが、私のおすすめは「爬虫類カフェ」です。ケージに入っているのと、実際に目の前に出してもらえて触れるのでは、イメージの違いも雲泥の差だと思っています。

また、専門知識を持つスタッフから性格や飼い方について詳しく話を聞くことができるため、説得もしやすくなるでしょう。

実際に、私がよく行く爬虫類カフェで聞いたエピソードに、入店時に「気持ち悪い!」と連呼していた男性(連れの方に連れてこられた)が、帰るころにはスタッフに真剣に飼い方を聞いていた、というものがありました。それほど、実際に触れ合って正体を知ることで得られる安心感は大きいのです。

対策②視覚的に隔離することを約束する

先ほどお話ししたように、可愛い系統の爬虫類を見ても「どうしても気持ち悪い」と感じてしまう人、集合体恐怖症であり体表がゴツゴツしていることで鳥肌が立ってしまうといった人はいます。

そのような人に対して、無理に爬虫類は気持ち悪くないという主張をしても、相手にストレスを与えるだけです。この場合は、ダメ元で「見えないように飼育するから」と提案してみましょう。

ただし、これは小型の爬虫類でなければ困難です。アオジタトカゲ・イグアナ・フトアゴヒゲトカゲ・ある程度大きくなるヘビなどは、それなりの大きさのケージが必要になるため、隠すのは難しくなるからです。

生体について調べた結果、工夫をすれば家族の目に触れずに飼育できそうなのであれば、「自室から出さない」「ケージに目隠し(パーテーションや布)を設置する」など、具体的な提案をしてみましょう。

よくある反対意見②「エサが嫌(虫やマウスが無理)」

爬虫類自体は問題なくても、その餌が無理だと感じる人も少なくありません。

この問題は爬虫類を飼いたいと考えている人もぶつかりやすいことです。それならば、反対する家族であればなおさらでしょう。

では、これらの対策方法について見てみましょう。

対策①生きている虫をあげる必要がない種類も多いことを知ってもらう

爬虫類についてあまり知らない人が「爬虫類のエサが虫」と聞くと、多くの場合は「生きている虫」を連想するのではないでしょうか。しかし、実際には冷凍コオロギや人工飼料もあります。

特にレオパは、冷凍コオロギなら問題なく食いつくケースが多いです。実際に我が家では複数のレオパを飼育していますが、むしろ生きているコオロギを食べない子の方が多いくらいです。

ちなみに、人工飼料もありますが、こちらは本当に食べる子と食べない子がはっきりするので、「人工飼料で育てられる」と思って飼うと困る可能性があるので、注意しましょう。最初は食べていたのに、後々食べなくなることもよくあります。

我が家のレオパたちは、半分が人工飼料を食べますが、やはり冷凍コオロギの方が食いつきがいい印象です。

また、生きている虫しか食べない個体も多いため(特に野生の個体)、購入前に冷凍コオロギを食べるか必ず確認しましょう。

対策②野菜や人工飼料で育てられる種類を選ぶ

爬虫類すべてが虫やマウスを食べるわけではありません。例えば、イグアナやリクガメなどは草食であるため、野菜に専用フードをプラスなど、嫌悪感を感じさせるようなものは必要ありません。

フトアゴヒゲトカゲやアオジタトカゲなども、基本は野菜とフルーツ+専用の人工フード+おやつ程度に虫をあげるようなイメージなので、我が家ではどちらもバグプレミアムという乾燥のミズアブ幼虫をふりかけてあげています。

また、人気の高いクレステッドゲッコーもコオロギなどの昆虫は食べますが、基本的には人工飼料(粉に水を混ぜる餌)だけで問題ありません。ただし、なかにはコオロギばかり食べて人工飼料はほとんど食べない個体もおり、いざというときは冷凍コオロギが必要になる場合もあるため、こちらは注意が必要です。

対策③エサが家族の視界に触れないように管理する

冷凍だろうがなんだろうが、それが見えることに嫌悪感を覚えるという人もいます。特にヘビを飼いたい場合は「冷凍マウス」が冷凍庫に入っているのが怖いと思われるでしょう。

その場合は、中身が透けないタッパーに入れて視界に触れないようにすることを提案してみてください。また、冷凍庫に入っているだけで嫌と感じる人も多いため、その場合は以下のような1万円ちょっとで購入できる小型の冷凍庫で保管すると話してみましょう。

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よくある反対意見③「脱走したらどうするの?」

犬猫鳥などは脱走しても騒がれないのに、ある程度の大きさがある爬虫類が脱走するとニュースにまでなってしまいます。そのイメージから「脱走するのでは?」「もしものことがあって騒がれたらイヤ」という不安を持たれるかもしれません。

基本的には、ロックのかかるケージで飼育していれば、早々脱走することはないはずです。そのため、ロックのないスライド式の扉のケージを使用する場合はスライドロックを設置するなど、しっかりと対策することを約束してみてください。

例えば、100均のシューズケースなどでレオパを飼っている人をよく見かけますが、蓋がしっかりしまっておらず脱走してしまったという話も耳にします。ヘビならば頭で押し上げて脱走することも可能です。

脱走に関しては、本当に飼い主の意識次第なところが多いので、最低限ロックがかかることを条件にするといいでしょう。

よくある反対意見④「ニオイや衛生面が心配」

爬虫類の見た目のイメージから、ニオイや衛生面に不安を覚える人もいるかもしれません。しかし、爬虫類自体にニオイはないため、哺乳類飼育と異なり、「飼っていて部屋にペット臭が…」ということは起こりにくいのです。

ただし、昆虫食・肉食の爬虫類はフンが臭うため、フンをしたらすぐに掃除する習慣をつける必要はあります。ただし、小型の爬虫類であれば、ケージを開けなければニオイはあまりしないため、フンをしたら即掃除とまではしなくても問題ないでしょう。

ヘビやカメレオンのフンは臭うため(したらすぐにわかる程度)、すぐに掃除する必要があります。ただし、掃除さえしてしまえばその後もニオイが残るということはありません。

衛生面も、定期的に掃除していればきれいな状態を保てますし、床材がペットシーツやキッチンペーパーなら交換も簡単です。

そのため、爬虫類は無臭であること、フンをしたらこまめに取ること、定期的にケージを掃除することなどを伝えてみましょう。

よくある反対意見⑤「電気代が高そう・お金がかかりそう」

お金の問題は飼う爬虫類によって大きく異なるため、ここでは「レオパを一匹飼う」ことを想定してお話しします。ペットを飼う場合、ほぼエアコンが必須になるため、電気代が気になる人は多いでしょう。

なんとなく高くなりそうという不安には、具体的な計算式を見せることがもっとも効果的です。例えば、リビングで飼育し、夏場に10畳用エアコンを27度設定で24時間稼働させるケースで考えてみましょう。

もともとリビングで12時間はエアコンを使っている家庭なら、追加されるのは残りの12時間分です。安定稼働時の消費電力を150W、電気単価を31円/kWhとすると、1か月(30日)あたりの増加額は約1,700円程度だと考えられます。

冬場に関しても、ケージを温室化して個別のヒーティングトップ(暖突)やパネルヒーター等で保温すれば、エアコンを24時間つけっぱなしにする必要はありません。作り方はサイトやYouTubeなどで紹介されています。

温室なら月数百円程度で済むことが多いため、家計を圧迫するような金額ではないことを具体的な数字で説明しましょう。

ただし、エサ代は生体によって異なるため、しっかりと月にいくらくらいかかるかを計算しておくことをおすすめします。

例えば小型ヤモリ・トカゲならさほどかかりませんが、カメレオンなら1回に10匹以上のコオロギを食べる子もいるので、その場合は2~3日に一回の給餌でも100~150匹は食べます。我が家では2匹のエボシカメレオンを飼育していた時は、その子たちだけで月に400匹ほど消費していました。

また、イグアナは草食ですが、野菜をたくさん食べるので、野菜を十分に買わなくてはなりません。

ほかにも大型の肉食トカゲは我が家にはいませんが、冷凍ウズラを何匹もあげる必要があったりと、かなりエサ代がかかる印象です。

大切なのは「飼い始めてからのイメージ」を組み立て伝えること

家族を納得させるために最も必要なのは、感情的な訴えではなく、客観的な事実に基づいた納得のいく説明です。「ただ好きだから飼いたい」を主張するのではなく、実際に飼ったらどうなるのかをイメージしてもらうことです。

例えば、お掃除ロボットが欲しいときに「掃除が楽になるし、便利そうだから買って!」と訴えても、家族は「贅沢品だ」「自分でやれば済む話だ」と反対するかもしれません。

しかし、「これがあれば平日の掃除機がけが不要になる。その分、夕飯の支度に時間を割けるから、しっかりした献立が作れるようになる」と言われたらどうでしょうか。納得感が全く違うはずです。

爬虫類飼育の説得もこれと同じです。

〈感情的な訴え〉

「どうしてもこの子が飼いたい!絶対自分で全部世話するし、迷惑かけないから!お願い!」 → 家族側の心境:いくら「全部やる」と言われても、気持ち悪いものは家にあるだけで無理。生理的な拒絶感は熱意では解消されない。

〈論理的な説明〉

まずは迎えたい生体の情報を徹底的に調べ、反対意見を先回りして解決する具体的なプランを提示します。「エサは何をあげるのか」「ケージはどこに置くのか」といった詳細を明確にすることが、説得の成否を分けます。

「今回迎えたい種類は、成体になれば餌やりは週2回で済む。ケージは私の自室のデスク横に収まるサイズで、外からは見えないよう工夫する。また、1週間程度の旅行時でもだれかに世話を頼む必要がない。もし私が不在の時も、あなたに負担はかからない」

このようにしっかりと先を見据えた説明をすれば、リスクが管理されているし、自分の生活に実害がないことが具体的にイメージできます。なにより、生体と家族のことを考えて真剣に調べたことも示せます。

それでも反対されることはあるかと思います。例えば、自分自身が嫌悪感を感じるという生き物は少なからずどの人にもいるでしょう。それを飼いたいと言われた場合を想像してみてください。

多くの場合は「無理なものは無理!」となるのではないでしょうか。

ここまでご紹介したような説得をしても受け入れてもらえなかった場合は、生体の幸せも考えて、諦めることも検討しましょう。

まとめ:歩み寄りの姿勢で信頼をつくろう

爬虫類飼育を反対されている場合、自分が好きだからを押し通そうとしても、納得してもらうのは難しいでしょう。そのため、反対意見をしっかりと聞き、それに対して提案をしてみてください。

ただし、何をしても無理という場合もあるため、そのような場合はあきらめも肝心です。

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